YouTubeの音楽コンテンツに広告をつけているアーティストは今すぐに消すべきだ

退屈な女性のイラスト バンド・音楽活動

なぜ、自らの音楽コンテンツに広告をつけるのだろうか。

 

全く、理解しがたい。

今日の日本では、インターネットの普及により、YouTubeを筆頭に様々な動画サービスが充実し、誰でも気軽に、無料で音楽を楽しめるようになった。

そして無料の音楽のコンテンツを求める需要が増すとともに、供給も十分に満たされてきた。

それは音楽に夢中になる若者を増やす役割を担ったが、一方では音楽一つ一つの価値を相対的に下げる要因にもなってしまった。

これは嘆いても仕方のないことであり、この状況を変えるのはかなり難しい。

そこで音楽市場は、定額制音楽配信サービスに力を入れたり、ライブを音楽文化として定着させようと努力をしたりしている。

日本は定額制音楽配信サービスに踏み出すのが遅れ、世界が2014年から音楽市場の景気を回復させているのに対して遅れをとっている。

だが、定額制音楽配信サービスが徐々に音楽ファンに定着していっているので、そのうち日本の音楽市場の景気も回復に向かってゆくだろう。

今回話したいのは、そういった全体に目を向けたものではなく、一つ一つのアーティストに対して。

全体に呼びかけていることには変わりがないのだが。

主題だが、タイトルの通り「YouTubeの音楽コンテンツに広告はつけるな」ということである。

これを唱えるのは、決して自分が見るときに流れる広告に苛立ちを覚えるからではない。

アーティストのためなのだ。

広告をつけない方が良い根拠はさほど多くはないが、それがアーティストに与える影響はとても大きい。

YouTubeに自分たちの音楽コンテンツをアップロードすることのメリットを考えてみてほしい。

それは、自分たちのファンになるための入り口を大きくするためだろう。

YouTubeに動画があるだけで、MVを紹介されたり、他のアーティストの関連動画から見に来てもらえたりもするだろう。

そこで、広告の邪魔が入る。

どうだろう。

「広告が入った程度で見るのをやめる人なんていないんじゃないか」なんて考えているならば.それは甘い。

知らない音楽に対して、広告が終わるのを辛抱して見てやる義理はない。

それがたとえほんの5秒でもだ。

あなたが、自分の音楽コンテンツを長い目で見て、価値を見出したいというなら尚更だ。

別に、流れに乗っかって広告収入で軽く儲けてやろうと思っているなら、それでも構わない。

あなたは目の前にあるほんの少しの金のせいで、ファンになるはずだった人材を何百人と失う。

YouTubeは、あくまでも入り口なのだ。

音楽活動を続けるのに、お金は大事だ。

そこに最も重きを置いてもらったって構わない。

しかし、だからこそ、YouTubeに広告をつける意義というのはどこにも存在しないのだ。

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