およそ二か月前、ぼくはボカロPを始めた。
理由はいたってシンプル、いろんな人に自分の作った曲を聴いてもらって、あわよくばチヤホヤされたい。
そんな気持ちでぼくはこの二か月間、がむしゃらに曲を作った。
始めは「3曲くらいあげればYoutubeでも1万回再生くらいされるだろー」と甘く見ていた。
だが現実はそうではない。
全然再生されない、伸びない
これは4作目の自信作だ。
ぼくはめっちゃ好きだ。
しかしながら、作った人がどんなに好きだからといって簡単に伸びてはくれない。
ボカロを好きな人はわかるかもしれないが、有名なボカロPは1つ、またはいくつかのヒットソングを抱えている。
そしてそれは例外なく、新しい何かを感じさせてくれる曲なのだ。
ボカロP、多すぎる
ボカロP、多すぎる。
ありえんほど多い。
ニコニコ動画で1日何曲ものボカロ曲が投稿されている。
何かしらネットで有名でない限り、確実に埋もれてしまう。
しかもそのボカロPたちはみな、いい曲を作る。
素晴らしい曲が世の中にたくさん輩出されるのは素晴らしいことだが、供給をする側としてはつらいことこの上なし。
萎える
そしてほとんどの人は萎えてしまう。
作曲をすること自体に楽しさを見出していて、あまりリスナーがつかなくとも曲を作れる人は強い。
しかしただ有名になりたいだけの人は必ずどこかで挫折してしまう。
ほんのわずかでもあった可能性を捨ててしまうのだ。
言わずもがな、継続が大事
そりゃあ才能も必要だ。
ぼくなんて作曲を始めてまだ2年も経っていない。
まだ「ぼくには才能がなかったから……」と悲観して諦める資格もない。
これから作曲、そしてボカロPを続けていけばどこかで才能が開花することがあるかもしれない。
花が咲く保証はどこにもないが、芽を早いうちに摘み取ってしまうのももったいない。
趣味として続けよう
あなたを励ましているのか、自分を励ましているのかわからない文章になってしまったが、同じ境遇の人ならわかってくれるはずだ。
幸いにも、ぼくは作曲をすることが多分好きだ。
そりゃあ煮詰まったりすると投げ出してしまいたくなることもあるが、完成させたときの達成感はとても気持ちいい。
さらにうれしいことにぼくの作った曲に感想をくれたり、好きだと言ってくれる人もいる。
人によるだろうが、ぼくはこれだけで続けていくことができる。
それにやっぱり自分の作った曲が好きだし。
だから趣味として続けていくし、曲を作るのも作りたいと思った時だけだ。
この状況をプラスに受け止めるならば誰かを期待させているプレッシャーがないことだ。
そんな感じでぼくは頑張っていくし、あなたが似たようなボカロPさんなら頑張ってほしいと思う。
ついでにぼくの作った応援ソングも聴いてってくれ。
ちなみに、ぼくはいつか絶対有名になってこの記事を懐かしむ。
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