レイラというバンドをご存知だろうか。
初めて名前を聞く、という人もいるかもしれない。
そんなあなたにも、今のうちにこのバンドを押さえていてほしい。
レイラのおすすめの曲
まずはじめに百聞は一見にしかずということで、ぼくオススメの2曲を聴いてほしい。
いや、百聞は一聴にしかずと言うべきか。
アパートの中で
どこか憂いを秘めているような曲調だ。
勝手なイメージだが、夜のセンチメンタルな気分に浸りたいときに聴きたい。
歌詞は、出だしから心に突き刺さる。
あなたってわかってないなもう
怒りながら笑ってる君が
愛しくてたまらなくなった
このままがずっと続くと思ってた
この、怒りながら笑ってる君を想像するだけで、愛しくてたまらなくなる。
曲に入り込ませるのが、上手い。
サビの「金なんかなくたってさ」というフレーズは、現実味を帯びていないが、本当に好きと思える相手がいると、不思議とそう感じてしまうのだ。
そんな相手ともう会えなくなってしまったなら、尚更のことだ。
失ってから大切さに気付く、というのはよくあることだが、当事者がそれに気付くのは難しい。
現状に甘んじないのは大事なことだが、それで大切なものを見落とさないよう、気を付けてほしい。
Emma
先とは打って変わって、爽やかな曲調になっている。
聴いていてとても心地よい。
が、これもまた別れの曲だ。
それも、歌詞の内容はかなり濃いものになっている。
しかし、この曲調に乗せることで、「君」を思い出して苦しみながらも、前を向いて進んでいこうという決意が感じられる。
別れを引きずって何もできないこともある。
誰になんて言われたって、何もする気力が起きないこともある。
そんなときは何もしなければいい。
そしてちょっとでも落ち着いたら、この曲を聴いて少しずつ前を向いて進んでいけばいいのではないだろうか。
レイラというバンドの魅力について
味わい深い歌声
噛めば噛むほど、良さに気付かされる。
他にない、独特な世界観を作り上げている。
力強い歌声が、心に響く。
突き刺さるギターサウンド
静かな曲に、敢えて深い歪みのサウンドを展開する。
なかなか勇気のいることだ。
しかもこれがまた、レイラの世界観を作り上げるのに一役買って出ている。
音作りだけではなく、アレンジもなかなか独特で、思い切りが感じられる。
最後に
どうだっただろうか。
絶賛駆け出し中のバンド、レイラ。
早いうちにフォローしておくことをオススメする。
コメント