感覚ピエロはなぜ自主レーベルのインディーズバンドであり続けるのか

音楽のススメ

バンド音楽が好きな人なら、感覚ピエロというバンドをご存知だろう。

インディーズバンドであるにも関わらずドラマや映画の主題歌を務めたりもする、人気右肩上がりのバンドだ。

今や、Zeppを含む全国ツアーを回れるようなバンドである。

メジャーアーティストであれば話は変わってくるが、インディーズでこれはかなりすごいことだ。

これだけの人気があれば、普通はメジャーからの誘いが来る。

感覚ピエロもおそらく何度かメジャーからの誘いが来て、それを蹴ってきているだろう。

そこで今回は、なぜ感覚ピエロはインディーズバンドであり続けるのかを考えていく。

 

感覚ピエロがインディーズな理由

 

自主性

このバンドには自主性がある。

普通のバンドなら、メジャーからの誘いは迷いなく受けるものなのだ。

それはどうしてかというと、メジャーに行くと多少のデメリットはあるが、基本的にはいいこと尽くしだからだ。

まず、メジャーデビューをするとそれだけで知名度が上がる。

これは何となくわかるだろう。

次に、メジャーデビューをするとレコーディングやMV撮影、ライブの企画など、たくさんのことをサポートしてもらえる。

つまり、音楽以外の負担が減るわけだ。

これは言い換えると、より一層音楽に集中することができる環境ができるということ。

アーティストにとっては大きな恩恵だろう。

だが、感覚ピエロはそれらをあえて自分たちでこなしているわけだ。

これは自主性が強くないと到底できることではない。

 

音楽性

この感覚ピエロというバンド、良くも悪くも音楽性が尖っている。

ぼくは好きなのだが、どちらかというとインディーズシーンに向いているような気がする。

また、下ネタや社会への風刺が歌詞に多く見られる。

メジャーへ行ってしまったら、さすがにここまで好き勝手にはできないだろう。

少しふざけた曲とのギャップが、ストレートにかっこいい曲をより引き立てている。

 

お金

「メジャーデビューが全てではない」

という考えの根底には、インディーズで売れるということほどに夢がある話はないというものがある。

言ってしまえば、お金だ。

インディーズで売れたときの利益率は半端じゃない。

CD売上を例にとってみる。

メジャーアーティストの場合、作詞作曲者の印税が売上の約1〜3%、その他バンドメンバーの印税はその10分の1ほどと言われている。

そしてインディーズバンドの場合、CDプレスや流通を経て、アーティストに入ってくる印税は売上の50%ほどだ。

4人のバンドでも1人12.5%は入ってくる。

人気が同じくらいの場合、インディーズバンドの方が圧倒的に儲かるということが分かるだろう。

つまりインディーズバンドでこれだけの人気を誇る感覚ピエロは、お金持ちバンドなのだ。

 

最後に

 

どうだっただろうか。

感覚ピエロというバンドのすごさを実感していただけただろうか。

このバンドの存在は、インディーズシーンを盛り上げ、地を這うバンドマンの希望にもなるだろう。

これからどこまで人気に火をつけるか楽しみで仕方がない。

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