インターネットの普及によって、音楽はより一層、人々にとって身近なものになった。
しかしそのせいで音楽は飽和し、これからロックバンドを聴こうというには、どれから手をつけていいのか判断しかねる事態を招いた。
そこで今回は、ぼくが「とりあえずここを押さえておけば間違いない」と断言できるロックバンドを紹介する。
おすすめのロックバンド
それでは早速見ていこう。
RADWIMPS
さすがに知っているだろう。
2016年夏に公開した映画「君の名は。」で主題歌や挿入歌を務め、同年の紅白に出場し、それまでよりさらに人気に火をつけたバンドである。
RADWIMPSの魅力を語り始めたら止まらないので、あえて一つに絞るとなれば「音楽性の多様さ」が挙げられる。
とりあえずYouTubeにあげられている曲を聴いてみるだけでも、それを感じ取ることができる。
音楽性が多様なおかげでどんな気分でも寄り添ってくれるのが、RADWIMPSのいいところだ。

クリープハイプ
あの、変な声のバンドだ。
クリープハイプへの第一印象がもしそうであったとしても、見切りをつけるのはまだ早い。
クリープハイプを本気で聴こうと思うなら、それに適したタイミングというものがある。
それはズバリ、「夜の、一人で切ないとき」だ。
そのタイミングならば、最も深く音楽に入り込めるだろう。
そんな状況でクリープハイプを聴いて欲しいのだ。
そうすればきっと世界は変わる。

[Alexandros]
這い上がれ系バンド、[Alexandros]。
ちなみに[Alexandros]は改名したあとのバンド名で、2014年3月までは[Champagne]というバンド名で活動していた。
[Alexandros]は日本のバンドなのにも関わらず、「世界一のバンドになる」という目標を掲げている。
しかしながら一度は就職したり、他のバンドに劣等感を感じたり、様々な苦難を乗り越えてきたバンドなのだ。
だから彼らの這い上がれ系ソングには強い説得力がある。
ぼくは今まで音楽を聴いてきて唯一、彼らの曲で涙を流したことがある。
それほどまでに彼らの音楽は、心に響く。
My Hair is Bad
通称、「マイヘア」。
聴き手の心に訴えかける歌詞とメロディで、たくさんの音楽リスナーの心を掴んだ。
マイヘアが売れたのは、どれだけ尖っていてもその音楽性を貫いてきたからだ。
メジャーデビューをきっかけに「メジャーっぽくなってしまった……」なんて言われて、今までのファンを失ってしまうバンドはざらにいるが、マイヘアには全くないように思える。
むしろ自分たちの音楽性をより突き詰めて、メジャーアーティストとしても通用するようなバンドになった。
Mr.Children
「なぜ今更?」なんて声が聞こえてきそうだが、ミスチルを聴くには、今からでも全然遅くない。
近年デビュー25周年を果たしたばかりだが、まだまだ新しい音楽をたくさん排出している。
ミスチルは、まだまだ新しいバンドだ。
それにミスチルを聴けば、自分より上の世代との会話のネタができる、というメリットが付いてくる。
メンバーはそろそろ50歳を迎えるが、このおっさんたちはただ者ではない。
最後に
どうだっただろうか。
聞いたことのあるようなバンドばかり紹介したが、いま一度彼らの音楽に真剣に向き合ってみてほしい。
今回はメジャーアーティスト編だったが、インディーズバンド編も楽しみにしておいてほしい。
コメント